これまでの経緯と現状報告

(2012年2月5日回答文~)

1.事業計画について
(1)処理する産廃の種類と処理能力
産業廃棄物の処理は、発生した場所で処理を行うことが基本(自区内処理)とされていますが、和歌山市では最終処分場がなく、他の自治体に依存しているのが現状です。この観点で、和歌山県内と周辺(フェニックス)の現況と今後を見据えて、必要施設と考え計画を立ち上げました。
(2)処理する産廃の種類と処理能力
安定5品目〔廃プラスチック、ゴムくず、ガラス陶磁器くず、金属くず、がれき類〕
処理能力は230万立方メートルです。
(3)処理する産廃は市内で発生した産廃に限定するのかどうか
和歌山県内での自区内処理ということを最優先事項として考えております。現時点では、和歌山市及び和歌山県のみで発生した廃棄物を受け入れる計画です。
(4)計画場所及び周辺の住環境・土地利用状況・水利状況及び地質・地形などにつきどういう認識のもとに策定されたのか
当該地は、和歌山県内にありながら、河川流は大阪府南市側へ流下しています。滝畑地区の飲料水はこの河川流から取水しています。処分場から流れ出る水は、きれいな水しか流れませんから飲料水に影響を与えることはありませんが、住民のご心配を配慮して、滝畑地区の上水道取水口を処分場の下流域から影響のない上流部へ移設することで和歌山市水道局と協議しています。
(5)事業会社について、株主、資本金、役員、従業員数など
名称:株式会社フォーシーズン・ファクトリー
資本金:100万円
代表取締役:西村知能  取締役:山田茂、西村和浩  監査役:坂田美之助
(6)不慮の公害対策の備えとして、準備金、保証金・保証など、どういう対策を準備しているのか
公害は基本的には発生しません。ただし、公害をおこさないよう、また安全な管理を行うために、法に定められた維持管理積立金を毎月蓄えていきます。
2.市政・関係者との説明・打ち合わせの内容と経緯について
事業計画はいつごこ始め、どのように推進してきたのか。その経緯と内容について説明して欲しい。
事業計画は平成22年11月頃から始め、平成23年4月12日に和歌山市・和歌山県の各関係部署様にお集まりいただき、和歌山市勤労者総合センターにて説明会を行い、その後、関係各課から協議事項の内容についての意見をいただき関係各課と協議しているところです。
滝畑地区住民の方には平成23年6月26日に滝畑地区内において説明会を行い住民の方から事業計画についての質問・意見をいただきました。
いただいた質問・意見についての回答は滝畑地区自治会長である瀧本様へ平成23年9月19日に書面にて回答を送らせていただきました。なお、平成24年1月12日には阪南市の関係部署様にお集まりいただき、阪南市役所にて説明会を行いました。
今後も周辺住民様には説明を行って参ります。
3.生活環境影響調査について
生活環境影響調査実施について、その範囲、内容、時期等の実施計画及び結果について開示して頂きたい。滝畑地区は勿論、南側(上黒谷方面)に対しても、地形・地質からみて専門家による徹底した調査が不可欠であると思いますが、貴社の見解をお示しください。
生活環境影響調査については、環境省の「廃棄物処理施設生活環境影響調査指針(平成18年9月」に基準して、調査を実施してまいります。生活環境影響調査の計画書については、現在、和歌山市に提出し、その内容について指導いただいているところです。生活環境影響調査の結果報告書については、和歌山市紛争予防条例に基づく説明会にて説明いたします。また、廃棄物処理法に基づく施設設置許可申請書類とともに市役所等で1ヶ月間縦覧されます。
なお、計画地南側については、生活環境影響調査の項目には該当しませんが、別途、専門家により、地下水の流れ等の調査を実施いたします。
4.関係住民の範囲について
直接的に被害の可能性のある滝畑地区のみならず、地形・地質からみて南側への影響が危惧されます。住民への説明は、山口地区及びその周辺に対して必要ですが、貴社としてどの程度の範囲を想定していますか。関係住民の範囲について説明して下さい。
和歌山市紛争予防条例に基づく関係住民の範囲については、生活環境影響調査の結果(水質への影響、車両走行に伴う大気・騒音・振動への影響、施設周辺の大気・騒音・振動へのなど)を見ながら、また、和歌山市の指導のもと決定することになります。また、事業計画について周辺住民の方々に事前に周知させていただくことは事業社として当然と認識しており、条例手続きとは別に、自主的に、周辺自治会、水利組合等に事業計画に関する事前説明を行っているところであります。(本日の説明会もこれに当たると考えます。)なお、計画地南側についてはQ3の回答のとおり、地下水の流れ等の調査を実施いたします。
5.安定5品目について
安定5品目は、産廃のなかでも比較的公害が少ないと言われているようですが、プラスチックなどは化学変化を起こし有害物質を出すとのことです。貴社としてはどういうご認識ですか。
プラスチックが化学変化を起こし有害物質を出すということはないと考えています。むしろ他の処分場でそういった事象があれば、詳細について教授したいと思います。有害物質が発生する問題は、搬入品目にあり、厳正な展開検査によりそういった不安を払拭する所存です。有害物質を出す品目の根拠が明確であれば、行政と協議して、その品目を搬入品目から除外することは可能と考えます。
6.産廃処理品目(安定5品目)の分別策について
産廃処理対象の5品目に限定する分別作業は、現実問題として大変困難を極め、現状では決め手となる方策が見つからないと聞いています。貴社における分別の対応策を説明して下さい。また、事業計画策定に当たり分別にどの程度の費用を要すると予想していますか。
当処理場で分別作業する計画にはなっておりません。安定5品目を搬入して埋め立てる計画です。分別ではなく、展開検査を行って安定5品目以外のものが混入していないかの検査を行います。展開検査にかかる費用は、展開検査場の建設費、維持管理等、相当額を計上しております。
7.住民の反対署名について
すでに和歌山市に提出した反対署名が5万筆で、その後更に増加している現状について、貴社としてはどううけとめておられますか。
地域住民のみなさんの不安に思われる気持ちは十分理解しています。ただ、我々の計画の内容を把握することなく不安だけが掻き立てられて、設置反対の署名をされた方が大半と思っておりますので、今後、計画の説明を行うことと、問題がある点については、今後、計画を改善していくことで、みなさまの不安・心配を払拭していきたいと考えております。

建設計画

設置業者
株式会社フォーシーズン・ファクトリー
代表取締役:西村和能
本社:和歌山市本町9丁目10
資本金:100万円
設置場所
和歌山市滝畑字野原および和歌山市上黒谷字茂谷
処分能力
面積:17.33ha
容積:2,901,165.3立方メートル
調整池:0.5ha
水処理施設:0.07ha
合計面積:17.9ha (※国内最大規模)
処理方法
安定型埋立処理